施工事例

隧道の家

隧道の家

住み始めてまだ一か月程ですが、我が家はお気に入りの空間が万点です!列挙しだすときりがないのですが、特に気に入っているのがリビング。平米でいうと広くはないのですが、南北ともに庭に面しており、空間として連続的なデザインで仕上げて頂いたのでとても広々と感じて過ごせます。庭は南北で、景観を重視したものと、活用を重視したものと分けて頂いたのですが、草木の育成を見守ったり、家族や友人たちとBBQなどしたり、どちらも今後が楽しみでなりません。 建築家の方々は、デザインや実用性、コスト調整など様々なスキルをどれ程備えられているかが「腕」となると思います。その為に施主との対話が重要なのでしょう。制約と願望の狭間での迷いを、子気味の良い確信をもった後押しで、私たち家族の「最適解」に導いて下さいました。人生と共に過ごす素敵な空間を一緒に創って頂きありがとうございました。

地域   :

姫路市

種類   :

新築(木造平屋)

家族構成 :

夫婦+子供2人

依頼の理由:

父が老朽化した実家を取り壊し北隣の家屋を購入し移り住む事となり、実家の土地が空き地となるタイミングで依頼させて頂きました。
依頼の決め手は、建築家さんと学生時代からのお付き合い、実績において、センスを信頼している事、また私自身のセンスや性格をよく知っておられる事などが、素敵な空間で人生を過ごしたいという願望を安心して任せられると感じていたから。

担当者からのコメント

建て替えで新築した住まいです。計画にあたって意識したのは、クライアントのご両親が住んでいる北側敷地との関係でした。ただ独立した家をもう一軒建てるだけではなく、やはりうまく空間を連携させていきたい。そこで建物の真ん中を切り通し、そのトンネル(=隧道)によって、アプローチとなる南側から建物の向こうの北側までを繋げていく住まいを計画しました。
切り通した〈隧道〉状の空間は、印象的な大雪山のナラ材に囲まれた間口4m/高さ2.6m/奥行6.4mのリビング・ダイニングルームとなっています。外部の庇や縁側、テラスにも屋内の仕上げを連続させ、「建築に開けた穴」のようなデザインを強調しました。夜には南側と北側に平行に配置された窓が合わせ鏡のようになって、大雪山のナラ材や斜めに切れ込んだ照明を映しこみ、〈隧道〉が無限に続いていくように感じられる仕掛けです。