昨年から国は、「エネルギー基本計画」において「2020年までに標準的な新築住宅で、
2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」とする政府目標があります。
経済産業省のZEHビルダー登録制度を開始!
そこで、須々木工務店はネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の普及目標を掲げました
☆ 平成28年度(2016年度)の ZEHシリーズ受託率は0%という結果でした。
目標を持ち前に進めていけるよう努めたいと思います。
これからは、
☆ 平成32年度 ZEHシリーズ受託率の合計を50%以上を目指し進めていきます。
★ZEHシリーズ受託率の合計とはZEH受託率 + Nearly ZEH 受託率の合計
そもそも
◎ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは
建物の外壁や屋根など外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え
再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー(暖房・冷房・換気・照明・給湯・などの消費量)により
年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスの住宅
◎Nearly ZEH (ニアリー・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは
ZEHを見据えて、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、
再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー消費量をゼロに近づけた住宅
基準一次エネルギー消費量から75%以上100%未満の 一次エネルギー消費量削減した住宅
Nearlyの言葉の意味は「もう少しで、近い、ほとんど、だいたい」です。
1. ZEHの周知・普及に向けた具体策
当社ではZEHビルダー登録事業者であることをホームページに掲載します。
建て替えも含め新たに建築する住まいのエネルギー消費について、
有効活用を個人住宅でも検討していきます。
まだ、周知・普及に向けての取組みに十分な準備は出来ていません。
しかし、新築住宅でZEH仕様に対応できるように社内、協力業者とともに勉強し、
展示場スタッフや工事現場監督が省エネ創エネの技術基準を取得するよう努めます。
2. ZEHのコストダウンに向けた具体策
ZEHを採用するとイニシャルコストが高くなり、ランニングコストが下がります。
ZEHで求められるサッシや断熱材、給湯器、冷暖房設備、照明器具、太陽光発電システム等のすべてが
高性能の必要があり、仕入先やメーカーに協力を求め低コスト化に努めます。
注文住宅での商品規格化や標準仕様化は難しい部分もありますが、
さまざまな観点から見直しを図りコストダウンに繋げるよう検討していきます。
コストダウンは施工店だけの問題ではないため、各努力が必要です。
3.その他の取り組みなど
今年は新御着ショールームに薪ストーブを設置しました。
冬には現場で余った端材の木を持って帰り、薪ストーブの燃料で利用。
2017年4月5日 須々木 智